【背景】

岩手県・釜石市で70年の歴史を持つ和菓子メーカー小島製菓様の新規事業・ブランド創出プロジェクトとして、「偏食の子どもとママを結ぶ」をコンセプトとした幼児向けD2Cお菓子ブランドMUSUBitをプロデュースしました。

東日本大震災の被害を受けた釜石で歴史を重ねてきた企業だからこそ、未来につながる事業を行いたいという想いを汲み取り、代表者の原体験を踏まえた「子どもの成長と家族の幸福」をサポートするために、多くの子育て家庭で課題となっている偏食の問題に注目。

管理栄養士の監修のもと、100名以上の子育て家庭の声をアンケートやディープヒアリングをもとに集計し、生活者ドリブンなブランドおよび商品設計を行いました。

ソフトビスケット型で小さな子どもでも食べやすい設計を行い、生地・野菜パウダー・ソースの組み合わせによって不足している栄養補給やパーソナライズした好みにも対応できるように工夫。

ひよこクラブや地元テレビ局、新聞などにもインタビュー掲載が行われるなど、メディアの注目度も高いプロジェクトとしてスタートすることができました。

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【こだわりポイント】

• 初期段階では、店舗設計の依頼だったが根本からプロジェクトを捉え直し、事業・商品設計というソフト側の提案を行った

• 実際の子育て家庭の声を徹底的にリサーチすることで、日常で求められるニーズに応えるプロデュースを実践

• 今後の運用によって、消費者データが集まりパーソナライズできるようなサービス設計を行い、PDCAと顧客最適化の形を含めた事業設計

【プロジェクトメンバー】

プロデュース・事業設計：NoMaDoS / 田中滉大

マーケティング・リサーチ：NoMaDoS / 田中滉大

クリエイティブディレクション：NoMaDoS / 田中滉大

プロジェクトマネジメント：NoMaDoS / 鈴木麻里衣

デザイン：Cocochi / 神岡真拓